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探偵ってただついていってるだけなんじゃないの?

探偵の尾行調査ってどんなことしてるの?
探偵ってどんなことしてるの?といった質問にざっくりお答えします。
自分で浮気の証拠を押さえようとしてる人も参考にしてみてくださいね。でも、無理はせず出来そうにないと思ったら、いつでも探偵に頼ってくださいね。
探偵とは

What is a detective?
探偵業務とは
他人の依頼を受けて、特定の所在又は行動についての情報であって当該依頼に係るものを収集することを目的として、面接による聞き込み、尾行、張込みその他これらに類する方法により実地の調査を行い、その調査の結果を当該依頼者に報告する。
※ 警視庁から引用
つまり、依頼を受けて尾行などで知り得たもの(証拠や事実)を報告するといった感じになります。
探偵になるには
探偵事務所を開業する場合は、探偵業届出証明書を当該営業所の所在地を管轄する警察署を経由して、公安委員会へ提出します。これで許可されれば、経験がなくても探偵事務所を開業できるということです。それか、探偵事務所の求人に応募して探偵調査員になる方法もあります。
意外と簡単に探偵になれるんですね。
私もそうでしたが、だいたいが探偵事務所に就職してノウハウを学んでから独立する方が多いように思います。でも、なかには経験がなくいきなり開業する人もいます。(いわゆる素人探偵です)
探偵業界の健全化のために、探偵業者は届け出が必要になりましたが、経験がなくても申請ができるのには、ちょっと矛盾があるようにも思いますが…皆さんどう思いますか?
探偵の求人
当所でも探偵調査員の求人は出しています、もし興味があれば応募お待ちしています。
ただ探偵は映画で見るような世界ではなく、かなりハードで地味な仕事なので興味本位では厳しいかもです。(探偵の求人はこちら)
主な探偵業務とは
- 尾行調査
- 聞き込み調査
- 内偵調査
- 事務作業
- その他
だいたい探偵が日々やっていることは、こんな感じだと思います。
探偵業務の多くが尾行調査になります。よくテレビや映画で見るあんパンを持って張り込んでるやつです。あんパンはそのままのイメージになるのであまり食べませんが、でも、それに近いことはしているので、テレビのイメージは嘘ではないかもです。
今日はこの尾行調査について、探偵歴20年の探偵がどんなことしてるのかについて、書いています。
探偵が尾行中にやっていること
ただついていくだけではなく、尾行中も色々なことをやっているんですよ。
- 尾行する
- 撮影する
- 張り込みする
- 経路をメモする
- 立ち寄り先を調べる
- 着替える(探偵による)
- その他
ざっくりとこんな感じです。
尾行する
バレるくらいなら見失った方がよいこともある
これは言葉の通り、対象者が(車、バイク、自転車、徒歩)だろうが、見つからずについていくことです。尾行は、一定の距離をたもちつつ、近づいたり離れたりを繰り返しながら、見失わずバレないようについていきます。
撮影する

バレずに写真だけでも動きが
わかるように撮影する
尾行しながら、対象者を撮影していきます。報告書では写真だけでも動き(いつ?どこで?誰と?何をした?)の流れがわかるようにします。
押さえておきたい撮影ポイント
- 対象者の顔と容姿
- 接触者の顔と容姿
- 接触者との雰囲気
- 立ち寄り先の看板や外観
- 経路がわかる標識や住所など
- 電車の場合は発射時刻案内掲示板など
- 購入品など
基本は尾行しながらの撮影なので後ろ姿がメインです。ですが、どこかで顔がわかるように必ず顔写真は撮影します。
対象者の前から顔を撮影するので、バレたり見失う可能性が出てきますが、顔さえ撮っておけば言い訳ができないようになるので必死に撮影しています。
※接触者の顔や容姿の撮影も必須です。
それと、動きの経路を証明するのも大切です。例えば、車なら対象車両と一緒に標識を撮ったりしてわかるようにします。
経路(流れ)とはいつ?どこで?誰と?何をした?です。立ち寄り先は、看板や外観などを撮影します。この時に接触者がいれば、顔や持ち物、容姿、二人の雰囲気を撮影していきます。
あくまでも対象者が中心で見失ったりバレたりしては大変なので、撮影は無理はせず撮れたらといった感じで行ってます。
調査風景・証拠サンプル
探偵の証拠サンプルとリアルな調査|いつも真剣に100%の力で調査に行っています。「絶対に証拠を撮りたい!」方へ、浮気調査や素行調査の探偵をお探しなら一度ピアレス探偵事務所にご相談ください。全国対応
張り込みを制するものは、調査も制する
調査中に1番失敗が多いのは張り込みの時かも

ただただ待つのみ
調査中のたいはんは張り込みです。わずか数分の張り込みもあれば、何十時間、数日間って時もあります。ただ張り込みといっても待つだけでなく、建物から対象者が出てくるまでじっと見ておかないとなので、結構神経を使って疲れます。
ただ人間の集中力も長くは持たないものです。ちょっと気が緩んで目を離したときに、対象者が出てしまって…俗にいう見落としという失敗をしてしまいます。
これは1番気をつけたいところかも知れません。
いったん見落とすと、情報でもない限り対象者を見つけることは不可能になります。ということは、その日の調査が終了です。なので、張り込みを制すれば調査はほぼ成功したのと同じではないのかなと思います。
ちなみに、探偵になりたかったんです!と言って入ってきた人は、だいたい張り込みが辛くて辞めていきます。慣れると辛くはないんですがね。
立ち寄り先の撮影
対象者がお店などに立ち寄った場合は、店舗名と外観などを撮影します。もし可能であれば、出入りする写真を撮影します。
また、対象者が立ち寄ったお店などは、店舗名・住所・電話番号を調べます。その場でわからない場合は、後でも調べられるようにメモしておきます。
経路をメモする
対象者が何時何分にどこを通ったか証明する
経路に関しては、撮影できるもの(標識など)は撮影し、できないものはICレコーダー(古いやり方だけど)や、ビデオカメラに声を入れておくと便利です。
電車移動の場合は、時刻案内掲示板を撮影するか、メモしておきます。これもお店と同じく乗車下車が撮れると良いです。
購入品のチェック
購入品から相手のことがわかることもある

探偵ってストーカみたいですね
もし浮気相手の自宅を判明させる為に尾行した場合。浮気相手がスーパーなどに立ち寄った際に、買った物をチェックすると一人暮らしか?など予測できるかも知れません。
まとめ
探偵はただついていくだけではなく、証明するために撮影したり、情報を集めたりしています。
というか、意外と大変なことしてるんですね。書いていてびっくりしました。
まだまだやっていることはありますが、全部を書き出すとなると大変なので、この辺にしておきます。



