探偵があつかう調査の大半は、家族や夫婦問題がほとんど、問題と言っても、約八割が俗にいう浮気調査です。
浮気の証拠を撮ったり、浮気相手を突き止めて慰謝料請求する材料を揃えたり、離婚が優位に進むようなお手伝いをしています。
中には証拠を撮り、それを元に誓約書を書いてもらったりして、一からスタート(修復)を目指す方もいます。
といった感じに、問題を表面上解決していくお手伝いをしていくのが、探偵というわけです。
私個人の考えですので、悪しからず。
これらは結局は当人等の問題解決にしかすぎないのかなと、最近私は思います。
当人等にもし子どもがいたら、子どもはお父さんもお母さんも大好きだったらと考えると、果たして離婚するという依頼者に証拠を出しても良いのだろうか?
でも、浮気で苦しんでるのも現実だし。
そもそも子どものことや家庭のことを考えずに、浮気したものが悪いから、証拠を撮られてもいたし方ないのかも知れませんが。
それでも、当人等の後ろにいる子どもたちのことを考えることがあります。
想像ですが、親が悲しむ姿を見るのが嫌な子どももいるだろうし、親が離れるのも嫌だろうし。
では、どうしたら当人等だけでなく、子どもたちのことも考えた解決はできるんでしょうか、わかる方がいれば教えて欲しいと思います。
まぁ、答えは浮気をしなければ良いということなんでしょうか。なくならないとは思いますが。
探偵が撮った一枚の証拠で、人生が変わったり、生活が変わることがあると思います、そんな人の人生を変える仕事なので、これまで以上に真剣に取り組まなければならないなと、改めて思いました。
それでは、また。