探偵業は辛い仕事だ。
なにが辛いかというと、
世間からは探偵はあやしいものと認知されていて、はじめて会う方にはだいたいあやしまれる。
顔があやしいのかな?汗
浮気調査中に対象者が出てくるのをひたすら待っている私ですが……あやしいですね。
というか、住宅街に8時間も立っている人は100%不審者になりますね。
それに調査に出ると、いつ帰れるかわからないから、誰かとなかなか約束できない。大丈夫かなと思って約束をすると、たいがい調査が長引いたりして約束をやぶることになる。
即席の嘘つきになる。
特に家族の記念日は、調査が長引いたり、急な調査が入って、妻に嫌な顔をされる…
ほぼほぼ、毎年…
調査中、張り込みしていても近隣から通報されたりすることがある。まるで今から何か犯罪でもおかしそうな人がいると言わんばかりに。
通り過ぎる人は、必ずと言っていいほどナンバーを確認し、車内を覗いていく。地域住民の防犯意識の高さを垣間見れる。
それはそれで良いことだが、見られる方はちょっと辛い。
大晦日などに張り込みしていると、なにしてるだろうって思う。
辛いことを書き出すとキリがないほど、いっぱい出てくる。
では、なぜ探偵なんかをしているのか?
私が探偵を続ける理由
それは、ただただ探偵が好きだから。
自己満かも知れないし、綺麗事かも知れないけど、世の中の困っている人の力になりたいと真剣に思っていたりする。
小さいころにヒーローもののテレビや映画が好きだったからか、親の影響なのか人のためになにかするのがどうやら好きみたいなのだ。
後、毎日同じ場所で仕事をするというのが苦手だったりもするし、大多数で仕事をするというよいら少人数で仕事するほうが向いているように思う。
好きが仕事だから、探偵が20年以上も続いている。たぶんこの先も探偵のままであると思う。
それでは、また。