不可抗力的失敗

探偵事務所のホームページをやブログを見ていると、だいたい当社は調査力があるから失敗しません!的なニュアンスで書かれてあり、どこもリスクや失敗例などは書かれていないように思います。

そりゃそうですよね、失敗について書くと誰も依頼しませんよね…だから仕方ないんですが、調査には失敗というか、不可抗力で調査を継続できない場合もあります。

例えでいうと、探偵の調査は、底の見えない谷で綱渡りしているようなもので、一歩踏み外せば落ちます(失敗します)

今日はその失敗について、少しふれてみようかなと思います。

まず、不可抗力をグーグル先生で調べてみると、以下のように出てきます。

① 天変地異などのように、人の力ではどうすることもできない外部からの巨大な力。

② 法律用語で、必要と認められる注意や予防などの十分な対策を構じても、なお損害を防ぐことができなかったこと。

探偵の不可抗力(失敗)と言えば、②の方なのかなと思います。例えばどんな失敗があるのかというと。

突然の車登場

これは見出し通り、突然車が登場します。対象者等には便利で楽ができる乗り物ですが、調査員には鉄の塊が鬼にしか見えません。

例えば、

徒歩尾行していると、対象者が何を思ったのか流しのタクシーに乗ることがあります。健康のために歩きなさい!と心底思うのですが、そんな思いは伝わらずさっと乗ってしまいます。

当然、調査員はすぐに他のタクシーを探すか、車両班に位置は伝えるも、全て間に合わず対象者が乗ったタクシーを見送るハメになります。

当然、すぐには諦めずというか諦められず、とりあえず走って追いかけるもます。でも、追いつくはずがありません。追いつけるほどの速さで走れたら調査員はやっていないでしょう。

これで、調査は強制的に終了になります。

例えば、

女性の対象者に多いのですが、自宅から徒歩で出て電車で移動したとします、少し離れた駅で降りると、待っていた車に乗り込みます。対象者等はラブラブな再開を楽しんでいる横で、調査員は頭が真っ白に。

すぐにこちらの移動手段を探しますが、こんな時に限ってタクシーは見つからない。当然、車両班はもうダッシュ(当然、法定速度)で向かってますが、そもそもどこの駅で降りるかもわからないし、電車には勝てないので間に合わず…。またまたここで調査は強制終了になります。

後は同じようなパターンですが、新幹線に乗り(行き先の分からないGo To トラベル的)に地方に行き、レンタカーで強制終了したり……です。

飛行機でどこへ

対象者が羽田空港や成田空港に突然行くこともあります。この場合はほぼほぼ行った時点で強制終了になります。

なぜかというと、行き先がわかっていればなんとかなるかも(国内線限定)知れませんが、行き先が分からないと、対象者等が沖縄好きでアロハシャツでも着てない限りどの便に乗るのかわからないので、同じ便に乗ることができません。

過去に1度だけあやしいチケットを買いまくりましたが、対象者等が乗る便は当たらず強制終了し、大赤字になったことがありました。そこからそんな無謀なことはしないようになりました。

恐るべし乗り物

やはり探偵は乗り物には勝てません。突然車や自転車に乗られたり、空港に行かれると探偵的にも悔しくてて悔しくて涙が出ますし、ちょっと置いてきぼりを食らった感じで寂しさも感じます。

こういった不可抗力的な失敗を失敗とするのかは、探偵によって考えが違い、いつも議論になりますが、私は失敗と考えてます。

なぜ失敗とするかは、やっぱり探偵のプライド的にも最後まで調査ができなかったらこと、ご依頼者のことを考えると途中で終了すれば失敗だと感じられるし、大切な1日が無駄になる訳ですから。

それに、100%失敗するかといえばそうでもなく、運があったのかうまくいくことも少なくありません。

だから、私は失敗したときは失敗と受け止めて、後日結果が出せるようになるべくやりなおすようにしています。

今日は探偵の失敗について少し書いてみました

それてば、また。

神奈川県横浜市を中心に地域に根ざした探偵調査を行う探偵事務所。ご相談者が抱える問題の根本的解決を全力でお手伝いしています。

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