まぁ次から次へと嘘をつきまくるシタ夫、嘘をつくだけなら探偵的に暴くから良いが、探偵を意識してるのかそれとも浮気してまくってるからか警戒しているしまつ。そんな大嘘つきなシタ夫の話。
結婚して5年。
シタ夫は、会社の飲み会で遅い日もあるが、毎日だいたい21時〜22時頃までに帰ってくる。
シタ夫いわく、定時が18時で2時間ほど残業しているらしい。
ただ給料明細を見せてもらったことがないので、あくまでもシタ夫の自己申告。(あやしい)
でも5年間も同じような時間帯に帰っていたんだから、依頼者に疑う余地はなかったはずだし、私でも疑わないと思う。
これは後にわかったことだが、残業は週1〜2日程度しかなかったらしい。それなのに5年間も残業しているフリをしていたシタ夫はすごい。
そこまでするアホなシタ夫にも、とうとうほころびが生じ始めた。
一つ目のほころび
いつも会社を出るとき(嘘)に「帰ります」と写メつきで送っていたようだが、写真の情報を見てみると日付が違っていた。
いつもはその日の日付だったようだが、その日だけ日付が違っていた。
二つ目のほころび
昔からロックをかけていたスマホが、お風呂に入る時にロックされていなかった。それを何気なしに依頼者は見てみると、メールやLINEなどほとんど内容がなく、消している感じがしたようだ。
その二つを依頼者は友人に話すと、あやしいんじゃない?と言われて、気になり出し依頼へとなった。
依頼者の話では、「さっきもあの人いなかった?」というくらい、周りを見ているし警戒心は人一倍あるかもとのこと。
そんなことを言われると、少しビビってしまうが探偵魂に火がついてしまう。どうしても暴きたいと。
それでは、また。