コロナが流行り出してから、探偵の調査にも少なからず影響が出ています。
皆が外出を控えだし、思うように対象者が動かなかったり。大多数の人がマスクをつけており、当然対象者等もつけているから顔の確認や撮影が思うように行かなかったり。
本人確認
ほとんどの浮気調査や素行調査などの尾行調査の場合、開始場所が自宅や勤務先からが多いのですが、その場合写真から本人を特定して尾行を開始します。
これがマスクをしていることにより確認しづらくなっています。戸建て住宅の場合はそこから出て来るのが対象者しかいないので問題ないのですが、マンションなどの集合住宅の場所だと対象者意外の出入りもあるので困難な確認作業になります。
勤務先も同じで、会社が複数入っているようなビルの場合もよほどの特徴がない限り難しかったりします。
今までは顔が見えていたけど、マスクのおかげで顔が見えづらくなってます。
どうやって確実に確認すのか
最初に確認できなければ調査は台無しになります。でも確認が難しいとばかり言っていては何も調査ができませんので、そうならないために色々な方法で確認しています。
では、どうやって確認するのかというと、前もって事前調査で容姿を確認しておいたり、依頼者から細かく情報をもらったりします。
例えば
- よく着る服装
- よく持つカバン
- よく履く靴
今までは顔写真などを情報でいただいてましたが、コロナ禍以降は持ち物などの情報も細かくもらうようにしています。
これによって、マスクで顔が見えなかっても、カバンなどで判断がしやすくなります。
持ち物でも判断しづらい場合は、事前に容姿などの確認をしてから、本調査に入ったりしています。
対象者を最初に確認する作業はとても大切な場合になりますので、できる限り本調査に向けて準備する必要があります。
マスクと証拠写真の問題
もう一つの問題は、証拠写真です。例えばラブホテルから出てくる対象者と浮気相手を撮影した場合、やはりお互いマスクをしていることが多く、場合によっては私じゃないと言い訳ができる可能性があることです。
その場合はどうすれば良いのか?
二人が飲食店などに入った場合は、マスクを外す可能性が高いので、調査員も中に入り撮影したりします。
またホテルの利用だけでなく、終始撮影することにより、言い逃れが出来ないようにしていったりしています。
さいごに
まだまだコロナ禍が続き調査にも影響が出ると思います。でも探偵が言い逃れされていてはどうしようもありませんので、色々な方法や経験で言い逃れできない証拠を集めるようにしていかなければならないですね。
それにしてもマスクだけならまだしも、眼鏡を掛けられると参りますね。
それでは、また。