とことんつきまとうと聞くと、ストーカーのように聞こえるが、探偵のつきまとうとは尾行調査(浮気調査や行動調査など)のことであって、法律で決められたいわば合法的なつきまといである。
いったん対象者に張り付けば、目的が達成するまでとことんつきまとう。北海道だろうが沖縄でも、どこまでも一緒に行動を共にする、影のような感じである。
ただ行動を共にするだけなら楽であるが、そこは探偵なので、見つかることなく立ち寄り先や接触者などをとことん証拠として残していく。
とことんつきまとってやる
日々誰かのせいで生活を変えられたり、人間不信に陥ったり、泣かされたり、騙されたりした人(依頼者)が相談にやってくる。
対象者になるのは、浮気夫や妻、お金をむしりとろうとする結婚詐欺師などが多い。
相談の時に話を聞いていると、感情移入してはダメなのだが、聞いていて腹が立つこと多し、知らぬ間に感情移入し、ギャフンといわしてやろうといつも思う。
こういった悪い対象者には、どんなことがあってもとことんつきまとってやりたいと思うし、認めるしかない証拠をつくてけてやろうと思う。
こんなふうに感情移入するから、料金以上の調査をしてしまうので、当事務所はいつまでたっても小さいままなのかも知れない。笑(笑えないが)
そもそも
そもそも誰かの欲望や嘘によって自分の人生が影響を受けたり、虐げられること自体おかしな話であって。もしそうなれば正しい方向に修正しなければならない。
小さい頃に教わったが、悪いことをしたら嘘をつくのではなく責任を取らなければならないはずであるが、目に見えないことや、確認のしようがないことをいいことに対象者たちは簡単に嘘をつく。
偽装工作
だいぶ前の話だが、日々お互いの行動を写メなどで報告しあっている夫婦がいた。
お店に入った時は外観や店内の写メを送り、同僚と飲む時は一緒に写った写メを送ってくるといった感じである。
その対象者となる浮気夫は、隔週でジムに通っていて、ジムの時も必ず外観とジム内の写メを送ってくるのだが、ただジム内の写真に違和感を覚え、もしかしてと依頼に至った。
調査はジムに行く日に設定し行うことになった。1日、2日と何もなくジム通っていたが、3日目に動き出した。
いつも通り電車を乗り継ぎジムに到着するとスマホを取り出すと外観をパシャリ、そして中に入るとものの5分もしないうちに出てきた。
そして、ジム仲間の女性と合流するとそそくさと近くのラブホに入った。そしてジムが終わる頃に女性と別れ帰宅した。
いったいなんのトレーニングなんだと思うが、蓋を開けると浮気をしていた訳である。
後日、依頼者に聞くとその日もちゃんと外観とジム内の写メが送られてきたそうだ。
探偵は見ている
嘘を目の当たりにすると、やはり許せない気持ちでいっぱいになる。
どんなに嘘をつこうが、探偵はいつも後ろで見ている。どこへいってもどこにも逃げれないように探偵が包囲している。
もし確認のしようがないことや、目に見えないことをいいことに、嘘をつかれ続けているなら、その時は相談して欲しい。
それでは、また。